2.浄水処理のしくみ

フロック形成池
フロック形成池では、水をかき交ぜて、汚れのかたまり(フロック)を成長させ、沈みやすくします。フロック形成池には、フロキュレータ(フロート式横型緩速撹拌装置)が直列に3基設けられており、混和池で凝集剤(PAC)を加えた水を徐々に緩やかに撹拌し、良質なフロックを作ります。

フロキュレータは、1列目・3列目は羽が3つ、2列目は2つに分かれています。これにより、羽と羽の隙間を流れる水が次の列の羽にぶつかり、確実に撹拌することができます。また、2列目の回転を1列目・3列目と逆転させることで、さらに攪拌効率を向上させています。