管理本館  
  管理本館には、管理室、水質試験室、電気室、自家用発電機室、薬品貯蔵室等があります。
 
 【管理室】
 管理室では、浄水場及び場外施設(分水施設等)の水量調整、薬品注入量の調整、水質監視等、全ての機器情報の収集及び機器制御の一括管理を行っています。
 場外施設(分水施設等)は各施設毎にデジタル専用回線によりネットワークを組んでいます。
集中監視制御の概要
 
 【電気室】
 受電は高圧受電で地下埋設ケーブルにより管理本館電気室へ引込みを行っています。
※受変電設備概要
●電力供給会社:北海道電力より1系統受電
●受電電圧:6,600V
●高圧変圧器(6,600V/420V)
 管理本館750KVA~2基、浄水処理棟1,000KVA~1基
 【自家用発電機室】
 停電時にも浄水場が止まることの無いように自家発電機設備を設けています。
※自家発電機設備概要
●形式:ガスタービン発電装置
●電圧:3φ3W 50Hz 6,600V
●出力:625KVA
 【水質試験室】

 水質試験室では、各プロセス水の濁度、色度、pH、残留塩素、マンガン等を、定時間毎に手分析機器により測定を行っています。
 また、バイオアッセイ装置を設け、ヤマメによる原水の毒物の監視を行っています。
【バイオアッセイ装置】
 当別ダムから取水している原水を常時原水槽に流入させ、その中にヤマメを数匹飼っています。
 万が一、原水に毒物が混じると、きれいな水の方へ逃げようとするヤマメの習性を利用し、隣のきれいな水槽に飛び越える時にセンサーが反応し警報で知らせる仕組みです。
 【薬品貯蔵室】
 薬品の劣化を防ぐために年間を通して室温が安定している管理本館の地下に薬品を貯蔵しています。
※貯蔵槽概要
●PAC貯蔵槽 14.1m3×2槽
●苛性ソーダ貯蔵槽 9m3×2槽
●次亜塩素酸ナトリウム貯蔵槽 4.2m3×2槽